2016年5月30日月曜日

自キャラ設定:レイ・シュタイナー


彼は元々戦災孤児でしたがブレイズという組織に拾われたお陰で子供の頃から諜報活動などで使役させられており、またブレイズ脱退の後にも身一つ剣1本で世界各地を放浪し生き抜いてきた人物——と、31歳という年齢の割にはかなり経験値を積んでいるという設定があります。

なお、ブレイズ時代の彼は別の名を名付けられていましたので、現在の名前は脱退後から名乗っている偽名です。


(白金協定により公にはブレイズという組織はレイが5歳の時に解体されていますが、少数の生き残りが地下組織として各地のアジトを転々としており、彼もその中で育った、という設定です)


大戦での敗北、そしてブレイズ狩りというタムリエル史の中でも大きな事件の渦中で10代を過ごした彼は、その中で家族と呼べる仲間の死や信頼していた者の裏切り、更に想い人の死を経験します。

それは、若い彼の心を荒ませるには十分すぎる出来事でした。


18歳になる頃にはブレイズを脱退。 

レイ・シュタイナーと名を変え、流しの傭兵として新たな人生を歩み始めますが、この頃にはすでに彼の心は閉ざされており、誰も信用できなくなっていました。

必要以上に相手に深入りはせず、仕事と割り切れば殺人や暗殺も厭わずにやる。

彼が同業から非情な「黒鷹」と恐れられ始めるのには、そう時間はかかりませんでした。

常に戦いの場に身を置くことで、内に秘める激情を誤魔化していたのです。




そんな彼も10年以上に及ぶ放浪の中で、また様々な経験をし、徐々に精神面でも成長をしていきます。


最も大きな転機となったのは5年前、レイが26歳の時。

タロス崇拝の禁止により国民の不満が高まり、世間に内戦の気配が漂い始めたスカイリムに彼はいました。

時を同じくしてスカイリムに集っていた傭兵サミュエルとクロエとの出会いにより、長らく失っていた人との信頼関係や仲間意識が徐々にレイの中で芽生え始めていきます。




レイ、サミュエル、クロエはそれぞれが非常に腕の立つ傭兵で、大規模な作戦で度々顔を合わすようになります。

ホワイトラン首長直々の依頼であった大山賊団の砦殲滅作戦や、モーサルでの吸血鬼モヴァルス討伐作戦など、数々の功績を築いていきます。

時には競い、時には協力し合いながら依頼をこなしていく3人。

それまで一匹狼のように接していたレイも、次第に彼らに対して心を開いていきます。そんな折、クロエからの提案が。


「3人でギルドを始めてみない? 」


はじめは抵抗していたレイですが、度重なるクロエからのスカウトに根負けし、ついに3年前サミュエルを団長としたギルド「黒草」を設立します。


その頃から、仲間を大切にする想いが強くなっていくレイ。

物心がついた頃には既に大戦が勃発しており、動乱の中で幼少期から青年時代を過ごしたことで、大切な人がいついなくなるか分からないという事を肌身で経験してきたレイにとって、第2の人生で新たに得たギルドや仲間は、絶対に守っていきたいものとなったのです。




相変わらず表にはそういった態度を中々出さないレイですが、人一倍仲間のことを考えている彼を周りも慕い、頼りになる人物となっていきます。


そして、第四紀201年。

レイはソリチュードでの依頼を終えた帰路で立ち寄ったロリクステッドで、1人の青年と出会います——。



-----------------------
ひじょーーーに長くなりましたが、ここまでが私のファーストキャラクターであったレイさんのストーリー過去編でございます。

ずいぶん前から悶々と考えていたものですが、改めてまとめてみると盛りだくさんだなぁとw

そしてこの人よく立ち直ったな!

それだけサミュとクロエの存在が大きかったのでしょう。


ということで、とりあえずはこの辺で!

ダラダラした文章を最後までお読み頂きありがとうございました!